姿勢の悪さは万病の元
こんばんは!
大阪府枚方市で頭痛治療家をしています、なごみ整体院の松村です。
今日は、当院で通っている頭痛患者さん皆さんにお伝えしている姿勢改善のためのセルフケア、「カエル体操」についてお伝えします。
頭痛の方にとって
1.なぜ姿勢が悪いのが良くないのか?
2.そもそもなぜ姿勢が悪くなってしまうのか?
3.どうしたら姿勢が良くなっていくのか?
この3点をお話したいと思います。
まず「なぜ姿勢が悪いのが良くないのか?」ですが、
一般的に姿勢が悪い状態というのは、
◯猫背
◯肩が内に入っている。(巻き肩)
◯頭が前に下がり、あごが前へ突き出している
姿勢が悪いと万病の元と少し大げさに書きましたが、気づかないうちに体に負担をかけています。
例えば、
・頭が下がると頭の重さ(約5kg)を首・肩・背中が支えようと頑張ってしまうので、筋肉が凝り固まってしまう。
・猫背になってバランスを崩れた姿勢を腰や背骨に沿って姿勢を保つ「脊柱起立筋」なども負担をかけてしまい、腰痛の原因に。
・肩が内に入った巻き肩になると、肺を圧迫してしまい呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと自律神経を崩しやすくなります。
・あごが前に出る姿勢が続くと、頭(後頭骨)と首のつけねが狭くなり、頭部への血流が悪くなる。頭痛の原因の一つになります。
・全般通じて、体は緊張状態が続いたり、疲れが取れにくい体になったりと日常においても支障、影響を及ぼすことになります。
それではそもそも「なぜ姿勢が悪くなるか?」ということですが、
・特にここ10年においては、スマホを持つようになり使うことで頭がさがり首の位置が前に出過ぎている状態が続くため。ストレートネックの原因に。
・またデスクワークなどでもパソコンを使ってする機会も増加して、首の位置が前に。キーボードの入力、マウス操作においても腕を前に持っていく形が長く続くため肩が内に入り、巻き肩になりやすい。
・身体の一部だけ使って偏っている。カバンを右肩ばかりかけて持つなど。
ここ最近は特に仕事でも学校の授業でもオンラインで家での授業や、在宅での勤務でタブレット、パソコンを見る機会もさらに増えて当院でもここ2年の間に頭痛で悩むようになった方もおられます。
ではどうしたら良い姿勢になれるのか?
上記の姿勢が悪くなることの逆の状態を意識して、体に覚えさせることで少しずつ改善されていきます。
当院では家や職場で簡単に、しかも短時間でできるセルフケア
カエル体操
をお伝えしています。
このカエル体操はカエルが泳いでいるような動きの中で、姿勢を改善させていくユニークな体操です。(上半身だけです 笑)
基本のポーズは画像のような両腕を肘曲げて挙げている状態です。
なぜこのポーズが姿勢に良いかというと、
・腕を横に開くので、内に入っている巻き肩を外に開かせる
・下がってしまう頭が自然と戻り、しっかり身体に乗っている状態にしてくれる。
・ポーズを作るときに肩甲骨を動かすので、首や頭部への血流をしっかり作れる。
などがあります。
また動きの中で、深呼吸も取り入れながらするので自律神経のバランスも整えることができます。
これを1日の中で3分ほどやって頂くことで長年の悪い癖によって作られた悪い姿勢も、少しずつ改善され頭痛をはじめ、様々な不調も改善されていくこともあります。
姿勢とは「姿」に「勢い」と書きますが、
悪い姿勢だと、どうしても見た目もカッコ悪いし気分も落ち込みやすくなります。
ですが、姿勢が整うだけで姿に勢いが出て見た目のかっこよさもUPしますが、気持ちの面も堂々として物事に取り組めたり、やる気も上昇したり、精神面、メンタルにおいてもかなり効果があります。
ぜひ皆さんも日頃の姿勢に気をつけてみてくださいね。