頭痛がある受験生・学生さんへ
2月も終わりに近づいてきて、そろそろ進学が決まりホッとしている学生もいると思います。
まだまだこれからの受験生やちょうどテスト真っ只中の学生さんも。
そんな中頭痛があるとせっかく勉強してきたことも当日に発揮できなかったら悔しいですよね。
少しでも頭痛にならないよう、そして軽くなりしっかり自分の実力を発揮できるようお役に立てればと思います。
まず頭痛が慢性的にある学生さんは勉強の頑張りすぎや姿勢の悪さからどうしても首に負担がかかると頭痛になりやすい方が多いです。
そして受験前やテストが近づいてきたりすると勉強に集中しすぎて、つい長時間、頭が下を向く姿勢になり勉強が終わった頃に頭痛が起きたりしやすいです。首の負担が筋肉を固くしてしまい、頭部への血流を悪くしてしまいます。
そこで、一度手を止めて頭を起こして首や肩を回したりとストレッチしたり、伸びをしたりとこまめに休憩をとりましょう。
そうすることで、頭部への血流の悪さを防ぎましょう。
集中するとつい一生懸命机に向かっちゃうので、携帯にアラームやストップウォッチなどで時間を決めて鳴らすようにするといいですね。
そして次は受験・テストという心理的なプレッシャーです。
特に受験となるとかなりの重圧がかかってしまったりするので、子供だけでなく大人でも仕事のプレッシャーや人間関係のストレスなどが自律神経のバランスを悪くしてしまいます。
そしてそのプレッシャーは首の上から2番目の骨(自律神経の反応点)にドーンと来て、周りの筋肉はガチガチになってしまいます。
そうするとつまりができて、これまた頭部への血流を悪くしてしまいます。
この場合は自律神経のバランスを崩してしまっているので、受験やテスト当日などまた日頃から深い呼吸(鼻から吸ってお腹を膨らませ、口から吐いてお腹をへこましていく)、腹式呼吸をすることで自律神経を整えていけば、心も落ち着き体への良い反応が生まれます。
呼吸自体が自分でコントロールできる自律神経なので、そこをうまく利用して意識してやってみることで段々と整っていきます。
あとは受験の時期は冬で寒い時期です。
受験会場に向かうまでの外の寒さと試験会場に入っての寒暖差もなるべく減らしておきたいです。
寒さが厳しい時は首は特にマフラーなどで暖かくして、そのほかカイロなども利用して体を冷やさない工夫をして血流の状態を安定させてあげることもテスト中に頭痛を防ぐポイントになると思います。
10代の学生さんの中には、起立性調節障害など頭痛だけでなく体にいろんな症状を抱えて勉強自体もなかなか進まず、上記のような一般的な対策をしても良くならない方もあるかと思います。
今回の対策は頭痛の根本改善にはつながらず一時的なものにはなります。
まだ来年以降受験を控えているなどまだ時間があるならば、まず医療機関に現状を診てもらい、その後診断により経過を見ていくだけになるようであれば、一度当院のような整体院などで根本改善を目指してくれるところを見つけ早めに対処することが良いと思います。
少しでも頭痛に悩んでいる学生さんが、今まで勉強してきたことの成果を受験で発揮して志望校に合格できること祈っています。