姿勢が悪いの定義ですが、
①猫背になり、頭がうなだれるように前に。肩が内に入っている状態。
②反り腰になっている。お腹を突き出した形
大きく分けてこの2つになるかと思います。
そして①②の混合やまた上半身が後傾している方なども当院には来られます。
良い姿勢、正しい姿勢は横から見ると耳・肩・膝・くるぶしの4点が一直線上にあること。
また壁に背にして立つと、後頭部・お尻、かかとがつく状態です。
ご自身でも壁を背にして立ってみると猫背の方なら、頭が前に出ているため後頭部が壁につきません。また背中が壁に先につくため肩甲骨もつかない方がいます。
頭痛の方の多くは、猫背で肩が内に入り、頭が下がり気味の方が多くいらっしゃいます。
姿勢が悪いと体のどこかに負担がかかり、筋肉が固まり、血流を悪くする、また神経を圧迫したりして頭痛を引き起こす原因の一つになります。
特に頭が下がりその重さを首や肩、傾きがひどくなると背中まで頑張って支えないといけなくなり、首こり、肩こり、背中のはりの原因になります。
そして血流の悪さはやがて頭部への血流の悪さや、逆に緩んだ状態になった時に一気に血流が良くなりすぎる原因にもなります。
そして神経を刺激して「痛み」を起こすことにつながります。
姿勢が悪くなる要因としては、ストレートネックの原因と似ていますが
スマホの見過ぎ
パソコンなどのデスクワークでの長時間の仕事
頭が下がり下を向くような作業、行動が多いかた
スマホの見ているとつい前傾姿勢になってしまうこと、またパソコン仕事では画面を見ようとして顎が前に突き出すような状態、そしてキーボードを打つために腕を伸ばそうと肩が内に入ったりもします。
その他日常の動きの中には姿勢を悪くしてしまう動作は意外とあります。
ですので、姿勢を良くするというのは姿勢を悪くする原因を少なくするのも大切ですが良い姿勢を意識する時間を少しでも持ってみること。その積み重ねが正しい姿勢につながり頭痛をはじめ、首こり、肩こりなどの解消につながります。
当院では、家でも出先でも?簡単に良い姿勢を体に覚えさせるセルフケア「カエル体操」というものをお伝えしています。
その他、肩甲骨をしっかり動かす「キラキラ体操」などしっかり体から整えて頭痛を治していくお手伝いをさせて頂きます。